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ブログ 2025.06.27

「SOJIの家」―「育てていく住まい」のコンセプト―

「SOJIの家」―「育てていく住まい」のコンセプト―

こんにちは。住まい工房ナルシマの本領です。
本日は、前回に続き、当社の新しいコンセプト住宅「SOJIの家」について、成島大敬社長に詳しく伺っていきます。
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■ なぜ「SOJI」という名前に?
本領:まず、「SOJI」というネーミングについてお聞きしたいです。どのような思いから生まれたのでしょうか?
大敬社長:本当に“降ってきた”ような感覚で出てきた言葉なんです。元々「自然体」という言葉が好きで、家そのものも、住む人の生き方や価値観に寄り添う“そのままの形”でありたいなと。
自然素材や、変化していける柔らかさ、ベース(基礎)としての強さ、そういったすべてを「SOJI」という4文字に込めました。
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■ コンセプトは「育てていく家」
本領:「SOJI」は、完成された商品ではなく、“育てていく家”という印象がありますね。
大敬:まさにその通りです。はじめから完璧な形で仕上げるのではなく、暮らしながら、家族の成長やライフスタイルの変化に合わせて、柔軟にかたちを変えていける家。
それが「SOJI」の大きな特徴です。実際、私の家も2階は仕切りのないフリースペースで、今は子どもたちの遊び場や客間として使っていますが、以前は書斎や寝室でした。必要に応じて、空間を“育てていける”感覚があるんです。
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■ 工務店だからできる家づくり
本領:これはハウスメーカーではなかなか実現できない柔軟性ですね。
大敬:そう思います。私たち工務店だからこそ、お客様のライフスタイルに合わせた自由な提案ができる。「買って終わり」の家ではなく、変化しながら楽しんでいける家。
たとえばお子さんが巣立ったあとは、その部屋を趣味のスペースに変えるなど、暮らしとともに形を変えながら、いつまでも寄り添える家をつくっていきたいんです。
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■ 「余白」と「参加」がある住まい
本領:設計段階から“余白”を意識した構造になっているんですね。
大敬:はい。構造的にも柔軟性を持たせ、間仕切りを変えたり、新たに空間を加えたりしやすくしています。「家づくりに参加できる」という感覚が、「SOJI」の魅力です。
DIYで家具を作ってもいいし、私たちと一緒に変えていってもいい。住まいに“関わり続けられる”というのも、家族とのつながりや愛着に繋がっていくと思います。
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■ 理想をかたちにした家「SOJIの家」
本領:最後に、「SOJI」という住まいに込めたメッセージを一言お願いします。
大敬:今までナルシマが培ってきた家づくりの知恵や経験を総結集させて、ようやく本当に理想といえる家が形になりました。
住まう方にとって、「SOJIの家」が新しい暮らしのはじまりとなり、日々の中で育まれていく家であってほしい。そんな願いを込めています。
ぜひご関心のある方は、お気軽にお問い合わせください。