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取手市の土地選び

自然豊かで個性ある土地をポジティブに活かす
取手市の上手な土地選び

取手市は川や里山のある自然豊かな地域です。また、宿場町として江戸時代に栄えた古くからの歴史ある地域でもあります。土地選びという観点で見ると、都市計画が導入される前の土地区画や、機材を使った土地造成技術が入る前の自然なままの形状を活かした不整形地が多く、もともと田んぼの土地や高低差のある土地、傾斜のある土地など、一般的な宅地用に整備された整形地とは一味ちがう、個性豊かな土地、いわゆる「クセが強い」土地が多いのが特徴です。


自然豊かで個性のある取手市の土地をポジティブに活かした家づくりをするためには、さまざまな工夫や職人の技術が欠かせません。取手市で「注文住宅の理想のマイホームを建てたい」と考えた場合、土地との出会い方、またそれに見合った建て方のできる工務店選びはとても重要です。

 
 

この記事では、取手市で注文住宅をお考えの方へ、取手市で土地を活かした家づくりに長く携わってきた工務店として、取手市で家を建てる場合の土地選びのポイントについてくわしくご紹介します。ぜひ参考になさってください。

1.整形地と不整形地

(1)そもそも整形地とは?

一言で「土地」と言っても、その個性はさまざまです。土地には大きく分けて「整形地」と「不整形地」があります。整形地とは簡単に言えば四角い土地のことです。住宅用語では自然な状態の土地に手を加えて、段差や傾斜のある土地を水平にしたり、正方形や長方形に土地区画を区切るなどして住宅が建てやすいように整えてある土地のことを言います。不整形地とは、逆に自然のままの状態で土地の中に傾斜や高低差があったり、区画が三角形や台形であるなどの、角が直角ではない土地のことです。

(2)不整形地の種類整形地とは?

不整形地の代表的なものには以下のような種類があります。

<道路に関する不整形>
  • 旗竿地(L字型):道路に接している部分が細長い通路のようになっている土地。
  • 無道路地:民法上の道路に接していない宅地や、旗竿地で接道している間口が2mに満たない土地。建築基準法の条件に満たない土地では再建築不可となる場合もある。新たに家を建てる場合は接道部分の間口を2m以上、地積を40㎡以上確保する必要がある。
  • 隅切り地:角敷地で、交差点の見通しをよくしたり通行の安全を確保したりするために、隅の部分を道路の一部とみなして空き地にするなどの制限が設けられた土地。
<形状や広さに関する不整形>
  • 三角地:三角形の形状をした土地。一般的には住宅街で2つの道路が斜めに交差するポイントや崖地の区割りで角敷地などに位置する場合が多い。
  • ・台形地:直角ではない角を含む四角形の土地。方形に近いほど整形地に近く隅々まで土地活用しやすくなり、逆に1辺が極端に短いなど角が鋭角になるほど三角地に近くなり、デッドスペースが多くなる。
  • 平行四辺形の土地:平行四辺形の形状をした土地。台形地同様、方形から離れるほど相場価格が手頃になる反面、土地活用が難しい。
  • 狭小(きょうしょう)地:狭い土地のこと。明確な定義はなく、一般に15~20坪以下の土地を指す。また三角地や台形地などの不整形地を兼ねることが多い。
<高低や水平に関する不整形>
  • 高低差のある土地:敷地の中に高低差がある土地。広くは斜面のある土地も高低差に含み、区別する場合は段差のある土地を指す。
  • 傾斜のある土地:斜面にある土地。高低差のある土地同様、希望エリアの周辺相場より価格が安くなるメリットがある。
  • 崖地/法(のり)地:傾斜のある土地のうち、傾斜が急なため通常の用途に使用できない土地。厳密な定義はなく、一般に傾斜度が30度以上のものを指す。宅地として利用できない斜面部分を「法(のり)面」と言い、不動産鑑定や課税において法面を減額する補正が適用される。

(3)整形地と不整形地のメリットとデメリット

整形地のメリットはなんといっても家が建てやすい点です。土地の高さが揃っていて正方形や長方形に区割りが整っているため、土地の隅々まで宅地として活用できます。デメリットはそのぶん需要も高く、価格も高くなる点です。駅からの距離や生活利便性などの点で同じ条件の土地同士を比べた場合に、不整形地に比べて整形地は2倍以上の値段になることも少なくありません。

不整形地では、生活利便性のある土地を手頃な価格で入手できるというメリットがあります。購入後の維持費も、不整形地の方が土地評価額の面から税金が安くなるというメリットがあります。家づくりの観点では、敷地の隅々まで建物を建てることは実際多くはありません。隣家との距離が近すぎると圧迫感があり、日当りや騒音などの面でもデメリットがあるためです。

大手ハウスメーカーなどは規格があるため、不整形地では希望の規格住宅が建てられないという制限がありますが、自由設計の注文住宅の場合はこの点はあまりデメリットになりません。不整形地は自由度が高く、土地そのものに個性があるため、個性的な住まいを求める人に向いているとも言えます。「その土地を活かす」という観点では、むしろ不整形地であればあるほど設計・工務店の腕が試される土地と言えるでしょう。

2.取手市の土地選びのポイント

(1)取手市の土地の特徴

取手市は関東平野の東に位置し、関東平野の大部分を占める常盤台地の南東に突き出た猿島台地と北相馬台地(別名取手台地)の南端に位置します。そのため、取手市の土地の多くは水はけのよい堆積台地となっている反面、台地を掘削して流れる利根川とその支流である小貝川に挟まれた土地の形成構造上、河川周辺の利根川低地や小貝川低地と取手台地の高低差がある土地が多い複雑な地形が特徴です。

(2)条件のいい土地の見つけ方

土地の情報は、地元の不動産会社や工務店に集まります。まずは土地を売りたい人が相談するためです。売りたい人の希望と買いたい人の希望がマッチすれば、一般に流通する前、売り出し前に交渉することが可能です。タイミングもありますが、条件のいい土地は地元の不動産会社や工務店から個人に紹介された時点で買い手がつくため、なかなか一般に出回ることがありません。住みたい地域の施工実績が多い工務店や不動産会社にまずは希望を伝えて直接相談してみることが、条件のいい土地を見つけるポイントです。

(3)取手市の土地を上手に活用する業者選びの5つのポイント

取手市には個性的な土地が多いのが特徴です。ここでは、そうした土地を上手に活用する業者選びのポイントをご紹介します。家づくりにおける土地選びでは「どんな家を建てたいか」ではなく、その家で「どんな生活をしたいのか」をイメージすることが大切です。

① 土地を活かせる設計力のある業者を選ぶ

まず取手市で最も多い個性的な土地の1つが高低差のある土地です。土地価格が周辺相場より安くなるメリットがある反面、段差部分の土地を活用しづらいデメリットがあります。また、購入後に整形地として造成工事を行う場合は、購入価格が安くても工事費用がかかる点にも注意が必要です。段差を解消する造成工事を行わず、自然な段差を活かした家づくりをする場合には、道路から家の中が見えにくい、見晴らしがよい、段差部分を活かしてビルトインガレージを作れるなどのメリットがあります。土地のよさを上手に活かせる設計力のある工務店などの業者を選ぶことが大切です。

② 土地を活かせる施工技術のある業者を選ぶ

敷地の一部ではなく敷地全体がなだらかな傾斜を持つ土地で、造成せずに斜面のまま家を建てる場合には、工務店には家の中の水平を確保するための高い設計&施工技術が必要です。傾斜のある土地に家を建てる場合は、技術力の高い工務店などの施工業者を選ぶのがポイントです。

③ 地元に精通した業者を選ぶ

車で移動する生活スタイルの人が多い取手市では、車を持っている人であれば市内のどのエリアでもだいたい不便なく生活することができます。その反面、車を世帯で1台所有する場合などに車を持たない家族の生活や、将来車を持たずに生活する可能性がある場合は、生活利便性のある土地が限られてきます。学校、病院、買い物に必要な設備が徒歩や自転車、バスなどで日常的に利用できる範囲内かどうかの検討が必要です。

また、長く住み続ける土地を購入する際は、現在の立地条件だけでなく、将来的な周辺エリアの状況にも注意しましょう。今は不便な立地でも、数年後には再開発で暮らしやすくなる可能性もあります。再開発計画がある場合には、なにがいつできるのか、工事にはどれくらいかかるのか、などの情報も重要です。また、前述したように、地域の工務店や不動産会社には、売り出し前の条件のよい土地の情報が集まりやすいというメリットもあります。こうした細やかな情報を知るためには、地元の事情に精通した工務店や不動産会社などの業者を選ぶのがポイントです。

④ 地盤調査や法規調査をきっちり行う業者を選ぶ

家を建てるために必要な強度があるかどうか調べる地盤調査、建築上の制限や規制がないかどうかを調べる法規調査、日当りや風通し、周辺環境などを調べる環境調査など、土地購入に関わるさまざまな調査があります。不動産会社や工務店で一括して請け負っている場合もあるので、家づくりや土地選びを任せる会社を選ぶ際は、土地に関する調査を行っているかも確認しましょう。

⑤ 定期メンテナンスやアフターフォローのある業者を選ぶ

家づくりは家を建てて終わりではありません。家は実際に住んでみてわかることが多いものです。家を建てるときはデザイン性や価格などを特に重要視しがちですが、メンテナンスやアフターフォローについての説明がきちんとある会社を選ぶことも、理想の住まいを実現するためには大切な視点です。経年劣化による不具合を適切にリフォームできたり、6ヵ月、1年、その後も定期的にメンテナンスやアフターフォローをしてくれる施工業者を選びましょう。

3.取手市に家を建てたい場合の土地価格

取手市に家を建てたい方に向けて、取手市の土地価格についてくわしくご紹介します。

(1)取手市の地価と土地価格の傾向

2023年(令和5年)の最新の基準地価によると、取手市の平均土地価格は1坪あたり15万4370円です。これは隣接する守谷市(37万7664円/坪)やつくば市(23万7323円/坪)、千葉県我孫子市(31万94181円/坪)に比べると、かなり手頃な値段となっています。若い子育て世代には手が届きやすく、大きめのゆったりした注文住宅を建てるために広い土地を購入したいと考えている世帯にも魅力的な価格傾向と言えます。

(2)取手市の土地区画と世帯傾向

取手市の平均的な戸建ての土地面積は228㎡(68坪)、延べ床面積は139㎡(42坪)ほどです。国土交通省のデータによると、令和4年度の一住宅あたりの延べ床面積の都道府県比較では、東京都65.9㎡、神奈川県78.24㎡、千葉県89.74㎡、茨城県107.79㎡となっており、取手市の延べ床面積はゆったりと広いことがわかります。

国土交通省(https://www.mlit.go.jp/statistics/details/t-jutaku-2_tk_000002.html)

取手市の土地はゆったり広めの区画が多く、駐車場スペースも敷地内に2~3台分確保できます。取手市は2018年から2022年まで4年連続で転入超過となっており、のびのびと子育てしたい子育て世帯に人気です。夏は庭に大型ビニールプールを出したり、家庭菜園をしたり、BBQをしたりと、広い敷地を使ってゆとりを楽しむ生活が可能です。

(3)取手市のエリア別地価相場比較

取手市の土地について、どのエリアがどのくらいの価格なのか地価相場をご紹介します。

<取手市内のエリア別の土地価格>
エリア 最寄駅 坪単価
取手2丁目 取手駅 37万6859円
新町2丁目 取手駅 31万7685円
台街2丁目 取手駅 27万7355円
▶ 取手駅周辺の平均値 22万1036円
白山1丁目 取手駅 20万7272円
井野1丁目 取手駅 20万6280円
戸頭6丁目 戸頭駅 19万4049円
▶ 寺原駅周辺の平均値 18万6115円
藤代南2丁目 藤代駅 18万4132円
西1丁目 寺原駅 17万8512円
宮和田 藤代駅 17万5537円
井野台3丁目 西取手駅 17万3884円
▶ 西取手駅周辺の平均値 16万2203円
本郷1丁目 西取手駅 14万3471円
▶ 戸頭駅周辺の平均値 13万6694円
青柳 取手駅 13万6198円
桑原 取手駅 12万3305円
▶ 藤代駅周辺の平均値 12万2644円
小浮気 藤代駅 11万3719円
▶ 稲戸井駅周辺の平均値 11万3278円
▶ 新取手駅周辺の平均値 9万9338円
▶ ゆめみ駅周辺の平均値 9万578円
野々井 新取手駅 6万4462円
下高井(官上水) 稲戸井駅 5万1900円

(2023年公示地価より)

取手市には、JR常磐線取手駅と藤代駅のほか、関東鉄道常総線の駅が7つもあり、市内移動に便利な土地と言えます。取手市の生活環境についてはこちらの記事を参考にしてください。

自然体で暮らせる取手市の魅力

生活の利便性が十分にあり、守谷市やつくば市などの周辺地域に比べてかなり手頃な土地価格のため、若い子育て世代でも手が届きやすい土地と言えます。

さらに取手市には「とりで住ま入る(スマイル)支援プラン」や「わくわく取手生活実現事業補助金」、「取手市テレワーク移住促進事業補助金」などの土地取得に利用できる移住者支援制度もあるため、移住者が土地取得をしやすくなっています。

また上記の表は基準地の公示地価のため、地番によってはエリア内の平均価格相場との差が大きい場合があります。あくまで目安としてご活用ください。ご希望のエリアの土地価格について詳しく知りたい方はこちらまでお気軽にご相談ください。