もし、これから家づくりを考えているなら、一度、思い出してみてください。
子どもの頃の「実家の冬」を。
朝起きると、家の中が冷えている。
着替えるためにストーブの前に集まる。
廊下に出ると、思わず肩をすくめてしまう。
多くの方が、そんな家で育ってきたのではないでしょうか。
実は、この「寒い家の記憶」こそ、住まい工房ナルシマの家づくりの原点でもあります。
今回の動画では、住まい工房ナルシマの成島大敬社長に、その原点について話を聞きました。
「かっこいい家」だけでは足りなかった
成島社長自身も、寒い家で育った一人でした。
実家は、ナルシマ創業当時に建てられた家。
当時は、デザインや見た目の「かっこよさ」が重視されていた時代だったそうです。
しかし冬になると、石油ストーブの前で丸くなっていないと着替えられない。
そんな家だったといいます。
そしてあるとき、お客様からこんな言葉をいただきました。
「ナルシマの家はかっこいいけれど、夏は暑くて、冬は寒い。」
この言葉が、家づくりを見直す大きなきっかけになりました。
北海道で学んだ「暖かい家」
そこで、現在の会長である成島敬司は、寒さの厳しい北海道へ学びに行きます。
北海道ではすでに、高気密・高断熱の家づくりが進んでいました。
1990年代当時、日本ではまだ断熱性能への意識は高くありませんでした。
家は
・窓が結露するもの
・冬はストーブを焚くもの
・夏は窓を開けて風を入れるもの
それが一般的な考え方でした。
そんな時代にナルシマは、高断熱の家づくりを取り入れ、30年以上にわたって取り組んできました。
「実家が寒い」は、多くの人の記憶
意外に思われるかもしれませんが、日本の住宅の室温には地域差があります。
ある調査では、北海道の住宅の平均室温は約19℃。
一方で四国などでは15℃前後という地域もあるそうです。
つまり、「実家が寒かった」という体験は、実はとても多くの人が共有しているものなのです。
数値だけではない「気持ちいい空間」
高気密・高断熱の家は、確かに暖かく快適です。
しかしナルシマは、そこからさらに考えました。
「数値としての性能」だけではなく、本当に気持ちいい空間をつくれないだろうか。
そこで注目したのが、
・湿度を整える素材
・音の響きを抑える素材
・空気の質
といった、空気環境そのものでした。
実際に素材を変えたモデルハウスで暮らしてみると、梅雨時期の空気の質感や、
室内の静けさが明らかに違ったといいます。
こうした試行錯誤を重ねながら、ナルシマの家づくりは少しずつ進化してきました。
ナルシマの家づくりの原点
「実家が寒かった」
その記憶から始まった家づくりは、30年以上の試行錯誤を経て、いまのナルシマの家につながっています。
今回の動画では、その背景や家づくりの考え方について、成島社長に詳しく語っていただきました。
ぜひ動画でご覧ください。




